8日の日経平均は4日続伸。終値は135円高の28444円。米国ではパウエルFRB議長からタカ派的な発言が出てきてことから、ダウ平均が500ドルを超える大幅下落。ただ、これを受けても寄り付きは2桁の下げにとどまった。さらに、寄り付き直後を安値にプラス圏に浮上。売り需要がそれほど強くないことが確認できたことから、以降は上を試しに行った。
前場では高くなったところでは戻り売りも出てきたが、後場は右肩上がりの展開。引け間際にやや値を消したものの、3ケタの上昇で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆7200億円。業種別では陸運、小売、不動産などが上昇している一方、鉱業、非鉄金属、石油・石炭などが下落している。
特別配当の実施を決定した日本道路(1884)が大幅上昇。半面、上期が営業赤字となったファーマフーズ(2929)が急落した。