日経平均は4日続伸 日本道路が大幅上昇

8日の日経平均は4日続伸。終値は135円高の28444円。米国ではパウエルFRB議長からタカ派的な発言が出てきてことから、ダウ平均が500ドルを超える大幅下落。ただ、これを受けても寄り付きは2桁の下げにとどまった。さらに、寄り付き直後を安値にプラス圏に浮上。売り需要がそれほど強くないことが確認できたことから、以降は上を試しに行った。


前場では高くなったところでは戻り売りも出てきたが、後場は右肩上がりの展開。引け間際にやや値を消したものの、3ケタの上昇で取引を終えた。


東証プライムの売買代金は概算で2兆7200億円。業種別では陸運、小売、不動産などが上昇している一方、鉱業、非鉄金属、石油・石炭などが下落している。


特別配当の実施を決定した日本道路(1884)が大幅上昇。半面、上期が営業赤字となったファーマフーズ(2929)が急落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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