9日の日経平均は5日続伸。終値は178円高の28623円。米国株はまちまちで終えたが、S&P500やナスダックがプラスで終えたことを好感して、寄り付きから200円を超える上昇。28600円台からスタートし、序盤では28700円台まで駆け上がった。高くなったところでは上値が抑えられ、早々に失速。しかし、28500円台に入ると改めての買いが入り、次第に28600円近辺でこう着感が強まった。後場も目立った動意には乏しく、狭いレンジでのもみ合いに終始。終値では28600円を上回った。前場では弱かったマザーズ指数は、後場は堅調に推移してプラスで終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆8800億円。業種別では鉄鋼、海運、パルプ・紙などが強い上昇。下落は鉱業とゴム製品の2業種のみで、石油・石炭の上昇が限定的となった。
メルカリアプリ内でビットコインの売買ができる新サービスを提供すると発表したメルカリ(4385)が商いを伴って大幅上昇。半面、前期が大幅な増益となった分、今期の見通しが保守的に映ったハウテレビジョン(7064)が急落した。