日経平均は大幅反発 サンリオがストップ高

17日の日経平均は大幅反発。終値は323円高の27333円。米国株の大幅高を好感して、寄り付きから200円を超える上昇。高く始まった後はいったん萎み、上げ幅を2桁に縮めた。ただ、27100円を割り込んだところで買いが入り、10時近辺からは改めて上を試しに行った。前場では大型株が案外で27200円近辺ではもたついたが、後場はハイテクグロース株を中心に動きが良くなるものが増えてきたことから、27300円台に到達。ほぼ高値圏で取引を終えた。中小型のグロース株買いが盛り上がっており、グロースコア指数が4.1%高、マザーズ指数が3.5%高となった。


東証プライムの売買代金は概算で3兆6700億円。業種別では空運、精密機器、陸運などが上昇している一方、石油・石炭、建設、海運などが下落している。


上方修正と増配を発表したサンリオ(8136)がストップ高。半面、本決算が失望を誘ったエニグモ(3665)が急落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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