日経平均は大幅に5日続伸　700円を超える上昇で27600円台に到達

20日の日経平均は大幅に5日続伸。終値は718円高の27680円。米国株の大幅高を受けて、寄り付きから300円を超える上昇。高く始まった後も、寄り付きを安値に上げ幅を広げた。レーザーテックや東京エレクトロンなど半導体株の動きが良く、先高期待が高まる中で幅広い銘柄に買いが入った。指数は前場のうちに節目の27500円を上回り、上げ幅を600円超に拡大。後場は上昇ペースこそ鈍ったもののじり高基調が続き、700円を超える上昇で取引を終えた。

東証プライムの売買代金は概算で2兆8700億円。業種別では全業種が上昇しており、精密機器、電気機器、サービスでは上昇率が3％を超えた。一方、水産・農林、海運、電気・ガスなどは、小幅な上昇にとどまった。

旅行関連株が人気化しており、アドベンチャー（6030）、エアトリ（6191）、ＨＡＮＡＴＯＵＲ　ＪＡＰＡＮ（6561）などが大幅上昇。反面、Ｓｈｉｎｗａ　Ｗｉｓｅ　Ｈｏｌｄｉｎｇｓ（2437）が商いを伴って急落。強く買われる場面もあったが、直近高値に接近したところで売りに押され、マイナス転換から下げ加速と乱高下した。