日経平均は3日続伸 住石HDが急騰

4日の日経平均は3日続伸。終値は99円高の28287円。米国株はダウ平均が大幅高となった一方、ナスダックは下落とまちまちで、これを受けた寄り付きは小幅高。序盤はプラス圏とマイナス圏を行き来した。しかし、ほどなくプラス圏が定着。場中は上げては押し戻されといった動きを繰り返しながら、じわじわと水準を切り上げていった。値下がり銘柄は結構多かった一方で、売買代金上位銘柄の動きが良かった。後場の指数は静かに強く高値引け。ナスダックの下落が新興グロースには逆風となり、マザーズ指数とグロースコア指数はともに1%を超える下落となった。


東証プライムの売買代金は概算で2兆8800億円。業種別では海運、その他製品、鉱業などが上昇している一方、鉄鋼、空運、サービスなどが下落した。


前23.3期の利益見通しを引き上げた住石ホールディングス(1514)が急騰。半面、今24.2期の大幅減益計画が嫌気された平和堂(8276)が後場に入って急落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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