日経平均は5日続伸 広済堂HDがストップ高

13日の日経平均は5日続伸。終値は74円高の28156円。米国株安や朝方に地政学リスクが高まったことなどを嫌気して、寄り付きは3桁の下落。しかし、すぐに切り返して節目の28000円を上回ると、場中はしっかりとした動きが続いた。下値の堅さを確認して前場のうちにプラス圏に浮上すると、後場は一度もマイナス圏に沈むことなく、じわじわと上げ幅を拡大。28100円台に乗せて高値圏で取引を終えた。


東証プライムの売買代金は概算で2兆4000億円。業種別では医薬品、小売、倉庫・運輸などが上昇している一方、鉄鋼、空運、証券・商品先物などが下落している。


前期の利益見通し引き上げや新セグメントの立ち上げなどが好感された広済堂ホールディングス(7868)がストップ高。半面、上期が大幅な減益となったホームポジション(2999)が急落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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