13日の日経平均は5日続伸。終値は74円高の28156円。米国株安や朝方に地政学リスクが高まったことなどを嫌気して、寄り付きは3桁の下落。しかし、すぐに切り返して節目の28000円を上回ると、場中はしっかりとした動きが続いた。下値の堅さを確認して前場のうちにプラス圏に浮上すると、後場は一度もマイナス圏に沈むことなく、じわじわと上げ幅を拡大。28100円台に乗せて高値圏で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆4000億円。業種別では医薬品、小売、倉庫・運輸などが上昇している一方、鉄鋼、空運、証券・商品先物などが下落している。
前期の利益見通し引き上げや新セグメントの立ち上げなどが好感された広済堂ホールディングス(7868)がストップ高。半面、上期が大幅な減益となったホームポジション(2999)が急落した。