17日の日経平均は7日続伸。終値は21円高の28514円。14日の米国株は下落したが、これを受けても寄り付きは小幅な上昇。為替が円安に振れたことなどが支援材料となった。開始早々に上げ幅を3桁に広げたものの、28600円には届かず失速すると、ほどなくマイナス転換。ただ、下押し圧力はそれほど強くなく、しばらく小安い水準での小動きが続いた。金融株などが強くTOPIXはプラスをキープする中、日経平均も後場には再びプラス圏に浮上。小幅高ではあったが終盤の動きが良く、終値で28500円を上回った。
東証プライムの売買代金は概算で2兆2200億円。業種別では海運、銀行、ゴム製品などが上昇している一方、卸売、鉱業、小売などが下落している。
今期の大幅増益計画などが好感されたテラスカイ(3915)に買いが殺到。場中は値が付かずストップ高比例配分となった。半面、赤字続きの米バイオテクノロジー企業の買収を発表した新日本科学(2395)は、売りが殺到してストップ安となった。