18日の日経平均は8日続伸。終値は144円高の28658円。米国株高を受けて、50円程度上昇して始まった。スタート直後に上げ幅を一桁に縮めるなど、序盤は上値が重かった。しかし、萎んでもマイナス圏突入は回避して下値の堅さが確認できたことから、徐々に買いに勢いがついた。上げ幅を3桁に広げる中で、値上がりに転じる銘柄も増加。28700円に接近したところで買いが一巡したが、頭打ち感が出てきても大きく崩れることはなく、28600円台をキープした。終盤にかけて盛り返す動きが見られ、ほぼ高値圏で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆4900億円。業種別では水産・農林、その他製品、情報・通信などが上昇している一方、鉱業、石油・石炭、非鉄金属などが下落している。
「モンスターハンター」シリーズのスマートフォン向けゲームを今年の9月にグローバルで提供開始すると発表したカプコン(9697)が後場急騰。半面、海外モバイルゲーム企業の買収を発表したセガサミーホールディングス(6460)は、財務負担が警戒されて大幅に下落した。