日経平均は9日ぶり反落 カクヤスGが急騰

19日の日経平均は9日ぶり反落。終値は52円安の28606円。まちまちの米国株を受けて、寄り付きは小幅安。すぐにプラス転換してしばらく前日終値近辺でもみ合ったが、持ちこたえられず、次第に売りが優勢となった。3桁安となったところでは下げ渋ったが、戻りは緩慢。後場に入るとマイナス圏での小動きが続いた。売り急ぐ動きは見られなかったことから、下落ではあったものの、後場の高値圏で取引を終えた。


東証プライムの売買代金は概算で2兆3600億円。業種別では保険、銀行、鉱業などが上昇した一方、精密機器、海運、パルプ・紙などが下落した。


前期の見通し引き上げや増配を発表したカクヤスグループ(7686)が、一時ストップ高となるなど急騰。半面、社長辞任を発表したサーキュレーション(7379)が急落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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