19日の日経平均は9日ぶり反落。終値は52円安の28606円。まちまちの米国株を受けて、寄り付きは小幅安。すぐにプラス転換してしばらく前日終値近辺でもみ合ったが、持ちこたえられず、次第に売りが優勢となった。3桁安となったところでは下げ渋ったが、戻りは緩慢。後場に入るとマイナス圏での小動きが続いた。売り急ぐ動きは見られなかったことから、下落ではあったものの、後場の高値圏で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆3600億円。業種別では保険、銀行、鉱業などが上昇した一方、精密機器、海運、パルプ・紙などが下落した。
前期の見通し引き上げや増配を発表したカクヤスグループ(7686)が、一時ストップ高となるなど急騰。半面、社長辞任を発表したサーキュレーション(7379)が急落した。