20日の日経平均は反発。終値は50円高の28657円。米国株はまちまちで終えたが、ダウ平均の下落が嫌気され、寄り付きは3桁の下落。ただ、28500円より下ではすかさず買いが入り、開始早々に安値をつけた。小幅安でしばらくもみ合った後、前場のうちにプラス圏に浮上。プラス転換した後は、一度もマイナス圏に沈むことはなかった。ただ、上げ幅を広げても28700円に近付くと上値が抑えられており、後場は狭いレンジでこう着感の強い地合いが続いた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆2400億円。業種別ではパルプ・紙、小売、電気機器などが上昇した一方、鉱業、海運、情報・通信などが下落した。
株主還元の強化や政策保有株の売却意向を示したNOK(7240)が15%高と急騰。半面、直近上場のジェノバ(5570)が18%安と急落した。