日経平均は反発 NOKが急騰

20日の日経平均は反発。終値は50円高の28657円。米国株はまちまちで終えたが、ダウ平均の下落が嫌気され、寄り付きは3桁の下落。ただ、28500円より下ではすかさず買いが入り、開始早々に安値をつけた。小幅安でしばらくもみ合った後、前場のうちにプラス圏に浮上。プラス転換した後は、一度もマイナス圏に沈むことはなかった。ただ、上げ幅を広げても28700円に近付くと上値が抑えられており、後場は狭いレンジでこう着感の強い地合いが続いた。


東証プライムの売買代金は概算で2兆2400億円。業種別ではパルプ・紙、小売、電気機器などが上昇した一方、鉱業、海運、情報・通信などが下落した。


株主還元の強化や政策保有株の売却意向を示したNOK(7240)が15%高と急騰。半面、直近上場のジェノバ(5570)が18%安と急落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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