日経平均は反落 東京ガスが急伸

21日の日経平均は反落。終値は93円安の28564円。米国株安を受けて下落スタート。下げ幅を3桁に広げたところで鋭角的に切り返し、プラス圏に浮上すると一転して上げ幅を3桁に広げた。しかし、取引時間中の年初来高値を更新すると、すぐに失速して再びマイナス転換。そこから前引けまでは前日終値近辺でもみ合った。後場に入ってしばらくは、下を試す流れが続いた。前場同様に下げ幅を3桁に広げたところでは押し目を拾う動きが見られたが、そこからの戻りは緩慢。なんとか2桁安にとどめた程度で取引を終えた。


東証プライムの売買代金は概算で2兆5600億円。業種別では電気・ガス、機械、食料品などが上昇した一方、銀行、保険、鉱業などが下落した。


前期の利益見通しを引き上げた東京ガス(9531)が急伸。半面、直近で派手に上昇したQDレーザ(6613)が一時ストップ安となるなど急落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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