24日の日経平均は反発。終値は29円高の28593円。米国株高を受けて買いが優勢。ただ、主力企業の決算発表を前に、寄った後の動意は限られた。前場では下値での買い意欲の強さが確認できたことで、じり高基調が続いた。一方、後場は28700円を前に上値の重さが意識されて失速。終盤には上げ幅を一桁に縮める場面もあり、小幅な上昇で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆0500億円と、かろうじて2兆円台に乗せた程度。業種別では空運、陸運、医薬品などが上昇した一方、海運、鉄鋼、銀行などが下落した。
中期経営計画が評価されたDDホールディングス(3073)が急騰。半面、配当方針の変更や減配を発表したリソー教育(4714)が大幅に下落した。