日経平均は反発 DDHDが急騰

24日の日経平均は反発。終値は29円高の28593円。米国株高を受けて買いが優勢。ただ、主力企業の決算発表を前に、寄った後の動意は限られた。前場では下値での買い意欲の強さが確認できたことで、じり高基調が続いた。一方、後場は28700円を前に上値の重さが意識されて失速。終盤には上げ幅を一桁に縮める場面もあり、小幅な上昇で取引を終えた。


東証プライムの売買代金は概算で2兆0500億円と、かろうじて2兆円台に乗せた程度。業種別では空運、陸運、医薬品などが上昇した一方、海運、鉄鋼、銀行などが下落した。


中期経営計画が評価されたDDホールディングス(3073)が急騰。半面、配当方針の変更や減配を発表したリソー教育(4714)が大幅に下落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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