25日の日経平均は続伸。終値は26円高の28620円。米国株はまちまちとなったが、寄り付きは3桁の上昇。開始直後には上げ幅を200円超に広げて28800円台に乗せた。しかし、すぐに上値が重くなり、以降は上げ幅を縮める流れとなった。前場では萎んでも3桁高をキープしようとする動きが見られ、28700円近辺でのもみ合いが長く続いた。一方、後場は早々に上げ幅を2桁に縮めてじわじわと値を消す展開。スタートが強かった分、終日プラス圏で推移はしたものの、安値圏で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆3400億円。業種別では証券・商品先物、銀行、建設などが上昇した一方、鉄鋼、海運、非鉄金属などが下落した。
前期の見通しを引き上げた大和ハウス工業(1925)が大幅上昇。半面、前期が減収減益着地となったオービックビジネスコンサルタント(4733)が、後場に入って大きく値を崩した。