日経平均は続伸 大和ハウスが大幅上昇

25日の日経平均は続伸。終値は26円高の28620円。米国株はまちまちとなったが、寄り付きは3桁の上昇。開始直後には上げ幅を200円超に広げて28800円台に乗せた。しかし、すぐに上値が重くなり、以降は上げ幅を縮める流れとなった。前場では萎んでも3桁高をキープしようとする動きが見られ、28700円近辺でのもみ合いが長く続いた。一方、後場は早々に上げ幅を2桁に縮めてじわじわと値を消す展開。スタートが強かった分、終日プラス圏で推移はしたものの、安値圏で取引を終えた。


東証プライムの売買代金は概算で2兆3400億円。業種別では証券・商品先物、銀行、建設などが上昇した一方、鉄鋼、海運、非鉄金属などが下落した。


前期の見通しを引き上げた大和ハウス工業(1925)が大幅上昇。半面、前期が減収減益着地となったオービックビジネスコンサルタント(4733)が、後場に入って大きく値を崩した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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