日経平均は続落 SMKが後場急伸

26日の日経平均は続落。終値は44円安の27655円。米国株はまちまちで寄り付きは小幅な下落。プラス圏に浮上する場面もあったが、買いは続かず下げ幅を3桁に広げた。27500円に接近したところでは切り返し、前引けにかけては急速に値を戻した。しかし、後場に入ったところで前日終値に迫りながらもプラス圏には浮上できなかったことから、以降はマイナス圏で方向感に欠ける動きが続いた。


TOPIXは中盤ではプラスで推移する場面もあったが、終盤に失速して小幅な下落で終了。新興グロース株はしっかりで、グロースコア指数とマザーズ指数はプラスで終えた。


東証プライムの売買代金は概算で2兆1400億円。業種別では鉱業、石油・石炭、保険などが上昇した一方、海運、医薬品、陸運などが下落した。


1Qの純利益が通期の会社計画を超過したSMK(6798)が後場急伸。半面、通期の利益見通しを引き下げたコスモ・バイオ(3386)が大幅に下落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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