日経平均は続伸 三菱自動車が年初来高値を更新

28日の日経平均は続伸。終値は99円高の27815円。米国株がFOMCを通過して大幅高となった流れを受けて、買いが優勢。序盤には上げ幅を300円近くに広げて28000円台に乗せた。節目より上では頭打ち感が出てきたことから、急失速してマイナス転換。しかし、下げに転じたところでは押し目買いが入って、すぐにプラス圏に浮上した。前場は振れ幅が大きくなったが、後場はプラス圏で値動きが落ち着き、27800円近辺でのもみ合いが引けまで続いた。


東証プライムの売買代金は概算で3兆2700億円。業種別では電気・ガス、鉱業、サービスなどが上昇した一方、輸送用機器、保険、空運などが下落した。


1Qの営業利益が前年同期比2.9倍となった三菱自動車(7211)が急騰して年初来高値を更新。半面、1Qが大幅な営業減益となった三菱電機(6503)が後場に入って急落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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