28日の日経平均は続伸。終値は99円高の27815円。米国株がFOMCを通過して大幅高となった流れを受けて、買いが優勢。序盤には上げ幅を300円近くに広げて28000円台に乗せた。節目より上では頭打ち感が出てきたことから、急失速してマイナス転換。しかし、下げに転じたところでは押し目買いが入って、すぐにプラス圏に浮上した。前場は振れ幅が大きくなったが、後場はプラス圏で値動きが落ち着き、27800円近辺でのもみ合いが引けまで続いた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆2700億円。業種別では電気・ガス、鉱業、サービスなどが上昇した一方、輸送用機器、保険、空運などが下落した。
1Qの営業利益が前年同期比2.9倍となった三菱自動車(7211)が急騰して年初来高値を更新。半面、1Qが大幅な営業減益となった三菱電機(6503)が後場に入って急落した。