日経平均は大幅に4日続落 レントラックスがストップ高

23日の日経平均は大幅に4日続落。終値は341円安の28452円。米国株の大幅安を嫌気して、大きく水準を切り下げる展開。200円超下げて始まると、寄り付きを高値に下を試しに行った。序盤では節目の28500円どころで下げ渋ったが、持ちこたえられず下げ幅を300円超に拡大。ただ、28300円台に突入したところでは押し目買いが入った。開始1時間程度で高値と安値をつけた後は、28400円近辺でこう着感が強まった。後場は値幅が70円程度にとどまり、戻りらしい戻りもないまま300円を超える下落で取引を終えた。


東証プライムの売買代金は概算で2兆3200億円。業種別では空運、鉱業、海運などが上昇した一方、電気機器、輸送用機器、ゴム製品などが下落した。


7月度の月次が好調であったレントラックス(6045)がストップ高。半面、先週、アマゾンとの提携を材料に急騰したアイスタイル(3660)が利益確定売りに押されて11%を超える下落。全市場の値下がり率トップとなった。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

小松 弘和の別の記事を読む

人気ランキング

人気ランキングを見る

連載

連載を見る

話題のタグ

公式SNSでも最新情報をお届けしております