24日の日経平均は5日続落。終値は139円安の28313円。米国株安を受けても上昇して始まったが、28500円より上が重く、ほどなく下げに転じた。10時台半ばに売り圧力が強まり、下げ幅を3桁に拡大。ただ、28200円台までで売りが一巡すると、そこからは動意が乏しくなった。後場は下値は固まってきたものの、下げ幅を2桁に縮めると売り直され、マイナス圏でこう着相場が続いた。中小型株が相対優位となっており、マザーズ指数がプラスで終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆2900億円。業種別では電気・ガス、鉱業、パルプ・紙などが上昇した一方、その他製品、空運、海運などが下落した。
農業分野への参入を発表したフジタコーポレーション(3370)がストップ高。半面、証券会社が目標株価を引き下げたChatwork(4448)が大幅安となった。