日経平均は5日続落 フジタコーポレーションがストップ高

24日の日経平均は5日続落。終値は139円安の28313円。米国株安を受けても上昇して始まったが、28500円より上が重く、ほどなく下げに転じた。10時台半ばに売り圧力が強まり、下げ幅を3桁に拡大。ただ、28200円台までで売りが一巡すると、そこからは動意が乏しくなった。後場は下値は固まってきたものの、下げ幅を2桁に縮めると売り直され、マイナス圏でこう着相場が続いた。中小型株が相対優位となっており、マザーズ指数がプラスで終えた。


東証プライムの売買代金は概算で2兆2900億円。業種別では電気・ガス、鉱業、パルプ・紙などが上昇した一方、その他製品、空運、海運などが下落した。


農業分野への参入を発表したフジタコーポレーション(3370)がストップ高。半面、証券会社が目標株価を引き下げたChatwork(4448)が大幅安となった。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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