30日の日経平均は大幅反発。終値は316円高の28195円。米国株は下落したが、これを受けても寄り付きから3桁の上昇となり、節目の28000円を上回った。上げ幅を200円超に広げたところでいったん失速したものの、28000円を割り込んだところでは改めて買いが入り、以降はじり高基調が継続。市況関連を中心にバリュー株が強かったが、前日派手に売られた大型グロース株にも見直し買いが入っており、全面高の地合いの中で戻り売りは手控えられた。後場は値幅が出なくなったものの高値もみ合いが続き、300円を超える上昇で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆4500億円。業種別では全業種が上昇しており、鉱業、石油・石炭、陸運などが大幅上昇。一方、ゴム製品、銀行、パルプ・紙などの上昇は限定的となった。
1Qが大幅な営業増益となった元気寿司(9828)が急騰。半面、上場廃止に係る猶予期間入り銘柄となった極楽湯ホールディングス(2340)が急落した。