日経平均は反落 マザーズ指数は後場プラス転換

31日の日経平均は反落。終値は104円安の28091円。米国株の大幅安を受けて、寄り付きは200円を超える下落。節目の28000円も割り込んだが、開始直後に安値をつけると、そこからは戻り基調に入った。下げ幅を2桁に縮めて28100円台に乗せたところでは伸び悩んだものの、後場は28000円より上が定着。3桁の下落ではあったが、高値圏で取引を終えた。TOPIXも小幅な下落にとどまっており、こちらは高値引け。マザーズ指数は終盤の動きが良く、プラス圏に浮上した。


東証プライムの売買代金は概算で3兆2700億円。業種別では空運、保険、陸運などが上昇した一方、鉱業、石油・石炭、卸売などが下落した。


証券会社の新規カバレッジが入った霞ヶ関キャピタル(3498)が急伸。半面、前日に上場来高値を更新するなど足元で騰勢を強めていたOATアグリオ(4979)が12%を超える下落となり、プライム市場の値下がり率トップとなった。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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