31日の日経平均は反落。終値は104円安の28091円。米国株の大幅安を受けて、寄り付きは200円を超える下落。節目の28000円も割り込んだが、開始直後に安値をつけると、そこからは戻り基調に入った。下げ幅を2桁に縮めて28100円台に乗せたところでは伸び悩んだものの、後場は28000円より上が定着。3桁の下落ではあったが、高値圏で取引を終えた。TOPIXも小幅な下落にとどまっており、こちらは高値引け。マザーズ指数は終盤の動きが良く、プラス圏に浮上した。
東証プライムの売買代金は概算で3兆2700億円。業種別では空運、保険、陸運などが上昇した一方、鉱業、石油・石炭、卸売などが下落した。
証券会社の新規カバレッジが入った霞ヶ関キャピタル(3498)が急伸。半面、前日に上場来高値を更新するなど足元で騰勢を強めていたOATアグリオ(4979)が12%を超える下落となり、プライム市場の値下がり率トップとなった。