9月に入り1日の日経平均は大幅続落。終値は430円安の27661円。米国株安を受けて大幅安スタート。安く始まった後も、寄り付き直後を高値に下を試しに行った。米エヌビディアの時間外の下落が警戒されて大型ハイテク株が弱く、景気後退懸念から市況関連を中心に主力のバリュー株も弱かったことから、全面安の様相が強まった。開始一時間程度で売り圧力は和らぎ、その後は400円程度下げた27600円近辺で値動きが落ち着いた。しかし、米国株が下げ止まらない上に米株先物も弱い動きとなる中では押し目買いは入らず、売り一巡後は安値圏でのもみ合いに終始した。
東証プライムの売買代金は概算で2兆7100億円。業種別では建設のみが上昇しており、鉄鋼や空運が小幅な下落。一方、海運、卸売、鉱業などが大幅安となった。
上方修正を発表したセルソース(4880)が急伸。半面、立会外分売を予定していると発表したアトラエ(6194)が急落した。