日経平均は3日続落 ダブルスコープが大幅上昇

2日の日経平均は3日続落。終値は10円安の27650円。ダウ平均やS&P500の上昇を受けて、買いが先行。しかし、寄り付き直後を高値に失速し、早々にマイナス圏に沈んだ。そこから下を試しに行ったが、27500円台に突入したところでは3桁下落を回避して切り返した。しかし、プラス圏に浮上してくると売り直された。後場に入っても下げ幅をやや広げては戻しという動きを繰り返し、小幅な下落で取引を終えた。


東証プライムの売買代金は概算で2兆4700億円。業種別では証券・商品先物、保険、パルプ・紙などが上昇した一方、鉄鋼、空運、非鉄金属などが下落した。


ダブル・スコープ(6619)が個別ではレーザーテックに次いで売買代金2位となるなど注目を集めて5%を超える上昇。反面、8月度の月次が失望を誘ったKeePer技研(6036)が急落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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