2日の日経平均は3日続落。終値は10円安の27650円。ダウ平均やS&P500の上昇を受けて、買いが先行。しかし、寄り付き直後を高値に失速し、早々にマイナス圏に沈んだ。そこから下を試しに行ったが、27500円台に突入したところでは3桁下落を回避して切り返した。しかし、プラス圏に浮上してくると売り直された。後場に入っても下げ幅をやや広げては戻しという動きを繰り返し、小幅な下落で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆4700億円。業種別では証券・商品先物、保険、パルプ・紙などが上昇した一方、鉄鋼、空運、非鉄金属などが下落した。
ダブル・スコープ(6619)が個別ではレーザーテックに次いで売買代金2位となるなど注目を集めて5%を超える上昇。反面、8月度の月次が失望を誘ったKeePer技研(6036)が急落した。