5日の日経平均は4日続落。終値は31円安の27619円。前週末の米国株が大幅安となったことを受けて、売りが先行。ただ、寄り付きは2桁の下落にとどまり、下げ幅を3桁に広げても、節目の27500円に接近したところでは押し目を拾う動きが見られた。下値に関しては早い時間に固まったが、その一方で上値も重かった。前場ではプラス圏に接近すると売り直された。後場にはプラス圏に浮上する場面もあったが、その時間は短く、すぐに失速した。今晩の米国株が休場で様子見ムードも強い中、小幅な下落で取引を終終了。米長期金利が低下したことで新興グロース株が見直されており、マザーズ指数が強い動きを見せた。
東証プライムの売買代金は概算で1兆9900億円と2兆円には届かず。業種別では石油・石炭、鉄鋼、鉱業などが上昇した一方、陸運、空運、輸送用機器などが下落した。
東京大学との共同研究に関するリリースを手がかりに、プレミアアンチエイジング(4934)がストップ高。反面、今期は最終赤字に転落見込みとなり、減配も発表したじもとホールディングス(7161)が急落した。