6日の日経平均は5日ぶり反発。終値は6円高の27626円。前日終値近辺からスタートした後、序盤では強く買われる場面があり、27800円台まで上昇した。しかし、上げ幅を200円近くに広げたところで上値が重くなって急失速。一気にマイナス圏に沈んだ。ただ、下げたところでは深押しすることなく、27500円台までで踏みとどまった。
前引けは一桁の上昇。後場は前場とは一変して、前日終値近辺で値幅が出なくなった。引けまでプラス圏とマイナス圏を行き来して、一桁の上昇で取り引きを終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆1200億円。業種別では精密機器、鉄鋼、非鉄金属などが上昇した一方、サービス、海運、空運などが下落した。
上方修正と増配を発表したトーホー(8142)が急騰。反面、元専務ら2人が贈賄容疑で逮捕されたと多くのメディアで報じられたKADOKAWA(9468)が急落した。