日経平均は5日ぶり反発 トーホーが急騰

6日の日経平均は5日ぶり反発。終値は6円高の27626円。前日終値近辺からスタートした後、序盤では強く買われる場面があり、27800円台まで上昇した。しかし、上げ幅を200円近くに広げたところで上値が重くなって急失速。一気にマイナス圏に沈んだ。ただ、下げたところでは深押しすることなく、27500円台までで踏みとどまった。


前引けは一桁の上昇。後場は前場とは一変して、前日終値近辺で値幅が出なくなった。引けまでプラス圏とマイナス圏を行き来して、一桁の上昇で取り引きを終えた。


東証プライムの売買代金は概算で2兆1200億円。業種別では精密機器、鉄鋼、非鉄金属などが上昇した一方、サービス、海運、空運などが下落した。


上方修正と増配を発表したトーホー(8142)が急騰。反面、元専務ら2人が贈賄容疑で逮捕されたと多くのメディアで報じられたKADOKAWA(9468)が急落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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