7日の日経平均は反落。終値は196円安の27430円。休場明けの米国株が下落したことを嫌気して、80円程度下げて始まった。寄り付きを高値にすぐに下げ幅を3桁に広げると、節目の27500円も割り込み27200円台まで下落した。前日夜から為替市場では円安が急速に進行していたが、取引時間中にもドル円が円安に振れたことで、ピッチの速さが警戒された。ただ、300円超下げたところで売り圧力が和らぎ、後場に入ると下げ幅を縮小。戻りは緩慢で200円近い下落とはなったが、後場の高値圏で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆7500億円。業種別では保険、不動産、小売などが上昇した一方、海運、鉱業、石油・石炭などが下落した。
コロワイド(7616)がフードサービス事業の買収を提案したとの観測が伝わったシダックス(4837)が大幅高。反面、名前の挙がったコロワイドと、シダックスへTOBを仕掛けているオイシックス・ラ・大地(3182)は大幅安となった。