15日の日経平均は反発。終値は57円高の27875円。ほぼ横ばいなからプラスで終えた米国株を受けて小幅高スタート。序盤では上値が重かったが、下げに転じたところですぐに切り返す動きが続いたことで、次第に買いに勢いがついた。上げ幅を3桁に広げて27900円台に乗せ、前場は高値引け。一方、後場は潮が引いたかのように、開始早々に失速した。上昇一服感が鮮明となったものの、27900円近辺で値動きが落ち着き、小幅なプラスで取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆3300億円。業種別では空運、不動産、陸運などが上昇した一方、鉄鋼、精密機器、非鉄金属などが下落している。
1Q決算が好感されたANYCOLOR(5032)に買いが殺到。場中は値がつかずストップ高比例配分となった。半面、上期決算が失望を誘ったジェイック(7073)がストップ安。場中も大半の時間で売り気配値付かずとなるなど厳しい下げとなった。