16日の日経平均は大幅反落。終値は308円安の27567円。米国株安を受けて大幅安スタート。三連休前で押し目買いも手控えられる中、序盤はじり安の展開となった。ただ、下げ幅を300円超に広げて27500円に接近したところで売りが一巡。安値圏から若干戻した後は値動きが落ち着いた。後場は値幅が50円程度にとどまるなど、こう着感が強まった。結局、27500円は割り込まなかったものの、戻りらしい戻りもなく、300円を超える下落で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆4000億円。業種別では銀行、電気・ガス、保険などが上昇した一方、海運、鉱業、電気機器などが下落している。
8月の月次が好調であったスノーピーク(7816)が大幅上昇。反面、通期の純利益と期末配当の見通しを引き下げたムトー精工(7927)が急落した。