日経平均は大幅続伸 ファーストリテイリングが大幅高

5日の日経平均は大幅続伸。終値は269円高の26423円。米国株は休場、欧州株はまちまちで、新たな手掛かりには乏しかったものの、寄り付きから200円を超える上昇。そこから上げ幅を300円超に広げて26500円台に乗せた。


26500円より上を積極的に買い上がる動きは見られず、開始早々に高値をつけた後は伸び悩んだ。前場では緩やかに上げ幅を縮小。しかし、後場に入って26300円を割り込んだところでは盛り返した。上げ幅を広げて再び26400円台に乗せた後は、引けまで落ち着いた動きが続いた。


東証プライムの売買代金は概算で2兆4100億円。業種別では保険、鉱業、石油・石炭などが上昇した一方、海運、不動産、パルプ・紙などが下落した。


国内ユニクロ月次を発表したファーストリテイリング(9983)が強い動きを見せており、後場一段高で4%を超える上昇。反面、前期の利益が計画に届かなかったクスリのアオキホールディングス(3549)が急落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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