日経平均は3日続伸 終値で27000円を上回る

5日の日経平均は3日続伸。終値は128円高の27120円。米国株が連日で大幅高となったことを受けて、200円超上昇して始まった。開始直後を高値にすぐに値を消したが、萎んでも27000円は割り込まず、プラス圏を保った。1日を通しては27000円から27200円レベルでの一進一退。前場では頭打ち感が強く、戻しては上げ幅を縮めるといった動きが続いたが、それでも27000円より上をキープできたことから、後場は前引けより上で推移する時間が長かった。終値では9月22日以来、8営業日ぶりに27000円を上回った。


東証プライムの売買代金は概算で2兆8200億円。業種別では精密機器、繊維、非鉄金属などが上昇した一方、建設、パルプ・紙、食料品などが下落した。


証券会社の新規カバレッジが入ったラクーンホールディングス(3031)が大幅高。反面、下方修正を発表した放電精密加工研究所(6469)が大幅安となった。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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