日経平均は5日ぶり反落 毎日コムネットが大幅上昇

7日の日経平均は5日ぶり反落。終値は195円安の27116円。米国で長期金利が上昇してダウ平均が大幅安となったことを嫌気して、300円超下げて始まった。寄り付きから節目の27000円を下回ったが、売り崩す動きが見られなかったことから押し目買いが入って下げ幅を縮小。しばらく値を戻す流れが続いた。11時近辺で27200円に接近したところでは頭打ち感が出てきて、後場に入ると売り直された。しかし、27100円より下では踏みとどまり、以降は27100円近辺でのもみ合いが引けまで続いた。


東証プライムの売買代金は概算で2兆7200億円。業種別ではプラスは陸運と空運の2業種のみで、水産・農林が小幅な下落。一方、海運、保険、機械などの下げが大きかった。


1Qの経常利益が前年同期比2.8倍となった毎日コムネット(8908)が大幅上昇。反面、クリーク・アンド・リバー社(4763)が上期決算を材料に急落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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