7日の日経平均は5日ぶり反落。終値は195円安の27116円。米国で長期金利が上昇してダウ平均が大幅安となったことを嫌気して、300円超下げて始まった。寄り付きから節目の27000円を下回ったが、売り崩す動きが見られなかったことから押し目買いが入って下げ幅を縮小。しばらく値を戻す流れが続いた。11時近辺で27200円に接近したところでは頭打ち感が出てきて、後場に入ると売り直された。しかし、27100円より下では踏みとどまり、以降は27100円近辺でのもみ合いが引けまで続いた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆7200億円。業種別ではプラスは陸運と空運の2業種のみで、水産・農林が小幅な下落。一方、海運、保険、機械などの下げが大きかった。
1Qの経常利益が前年同期比2.8倍となった毎日コムネット(8908)が大幅上昇。反面、クリーク・アンド・リバー社(4763)が上期決算を材料に急落した。