日経平均は4日続落 コメダHDが上場来高値を更新

13日の日経平均は4日続落。終値は159円安の26237円。横ばい圏からスタートしたが、寄り付き直後を高値に失速。本日の米CPI発表を前に買いが手控えられる中、じわじわと下を試す流れとなった。下げ幅を3桁に広げて前場は安値圏で終了。後場はマイナス圏で動意の薄い状況が続いたが、取引終盤にダメ押しの売りに押されて安値引けとなった。直近まで弱かった半導体株には買い戻しの動きが見られた一方、足元で強かったインバウンド関連の多くが下落した。また、マザーズ指数が2%安と大きめの下落となった。


東証プライムの売買代金は概算で2兆4500億円。業種別では鉱業、ゴム製品、海運などが上昇した一方、空運、サービス、電気・ガスなどが下落した。


上期の決算が好感されたコメダホールディングス(3543)が大幅高となって上場来高値を更新。反面、今期の2桁減益計画が嫌気されたヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス(4433)が急落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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