日経平均は大幅反落 北の達人が急騰

17日の日経平均は大幅反落。終値は314円安の26775円。先週末の米国市場で長期金利が上昇して米国株が大幅安となったことを嫌気して、寄り付きから300円を超える下落。ただ、安く始まった後は動意に乏しい展開となった。序盤では下げ幅を400円超に広げる場面もあったが、26600円台までで売りは一巡。ただ、下値が堅くなっても押し目買いは限られた。後場に入ると一段とこう着感が強まり凪(なぎ)の状態が続いたが、売り崩すような動きが出て来なかったことから、大引けが後場の高値となった。


東証プライムの売買代金は概算で2兆4200億円。業種別ではプラスは海運、空運、陸運の3業種のみで、卸売、鉱業、医薬品などの下げが大きかった。


上方修正を発表した北の達人コーポレーション(2930)が急騰。反面、1Qが営業赤字となったGunosy(6047)が急落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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