17日の日経平均は大幅反落。終値は314円安の26775円。先週末の米国市場で長期金利が上昇して米国株が大幅安となったことを嫌気して、寄り付きから300円を超える下落。ただ、安く始まった後は動意に乏しい展開となった。序盤では下げ幅を400円超に広げる場面もあったが、26600円台までで売りは一巡。ただ、下値が堅くなっても押し目買いは限られた。後場に入ると一段とこう着感が強まり凪(なぎ)の状態が続いたが、売り崩すような動きが出て来なかったことから、大引けが後場の高値となった。
東証プライムの売買代金は概算で2兆4200億円。業種別ではプラスは海運、空運、陸運の3業種のみで、卸売、鉱業、医薬品などの下げが大きかった。
上方修正を発表した北の達人コーポレーション(2930)が急騰。反面、1Qが営業赤字となったGunosy(6047)が急落した。