18日の日経平均は大幅反発。終値は380円高の27156円。米国株高を受けて大幅高スタート。400円超上昇して27200円台に乗せたところで頭打ち感が出てきて急失速し、27000円を割り込んだ。ただ、26900円は割り込むことなく盛り返し、3桁高の状態は維持した。後場に入ると英中銀の量的引き締め延期観測が伝わったことで先物主導で買いが入り、強含む展開。再度上げ幅を400円超に広げても開始直後の高値は超えられず、終値も寄り付きを上回ることはできなかったが、場中に値を消した分の大半を取り戻し、300円を超える大幅高で終了した。
東証プライムの売買代金は概算で2兆7400億円。業種別では精密機器、サービス、医薬品などが上昇した一方、電気・ガス、鉱業、石油・石炭などが下落した。
後場に入って半導体株の動きが良くなっており、レーザーテック(6920)が5%高。反面、きょうが新作ゲームのサービス開始日であったバンク・オブ・イノベーション(4393)は、前場では強く買われたものの、後場に入って目先の材料出尽くし感から急落し、7%を超える下落となった。