21日の日経平均は続落。終値は116円安の26890円。米国株安を受けて、寄り付きは100円近い下落。安く始まった後は、26900円を割り込むと切り返した一方、27000円に接近すると戻り売りに押され、26900円近辺でこう着感が強まった。半導体株には強く買われるものも散見された一方、インバウンド関連の多くが売りに押され、全体としては値下がり銘柄が多い状態が続いた。後場も小動きの時間帯が長かったが、大引け間際に安値をつけるなど終盤にかけての動きが弱く、終値では26900円を下回った。
東証プライムの売買代金は概算で2兆5900億円。業種別では石油・石炭、海運、鉱業などが上昇した一方、陸運、空運、倉庫・運輸などが下落した。
上方修正を発表したスポーツフィールド(7080)がストップ高。半面、上期の見通しを引き下げたツガミ(6101)が後場に入って急落。牧野フライス(6135)やオークマ(6103)など、他の機械株にも売りが波及した。