26日の日経平均は3日続伸。終値は181円高の27431円。米国では長期金利が低下したことで、米国株が大幅高。これを受けて寄り付きから3桁の上昇となった。決算を発表したアルファベットやマイクロソフトが時間外で大きく下げていたが、これが売り材料とならずに直近高値を超えてきたことから、前場では買いが買いを呼ぶ展開。節目の27500円を超えて、上げ幅を300円超に広げた。一方、後場は上昇一服となり、値を消す流れが続いた。前場の貯金が大きかった分、3桁の上昇とはなったものの、27500円は下回り、後場の安値圏で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆7000億円。業種別では医薬品、サービス、その他金融などが上昇した一方、海運、陸運、石油・石炭などが下落した。
今22.12期は営業黒字を確保できる見込みとなったサイボウズ(4776)が急伸して年初来高値を更新。半面、経営再建に関して、銀行団の協議が難航しているとの観測が伝わった東芝(6502)が取引終盤に値を崩した。