31日の日経平均は3日ぶり大幅反発。終値は482円高の27587円。米国株の大幅高を好感して、寄り付きから大幅上昇。開始早々に27500円を上回り、上げ幅を400円超に広げた。序盤では27500円より上が重く、いったん失速したものの、寄り付き近辺まで上げ幅を縮めたところで盛り返すと、以降は27500円より上が定着した。後場は動意が乏しくなったが、高値圏を維持。引け間際には27600円台に乗せる場面もあるなど、終日強い動きが続いた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆1800億円。業種別では電気機器、機械、海運などが大幅上昇。下落はガラス・土石と石油・石炭の2業種のみで、倉庫・運輸が小幅な上昇にとどまった。
決算を発表したM&A関連企業の株価が大きく動いており、前期が大幅増益着地で今期も大幅増益見通しとなったM&A総合研究所(9552)がストップ高。ストライク(6196)も今期見通しが好感されて大幅高となった。
一方、上期が大幅減益となった日本M&Aセンターホールディングス(2127)が急落。今期減益計画のM&Aキャピタルパートナーズ(6080)が大幅安となった。