日経平均は3日ぶり反落 SUBARUが急騰

2日の日経平均は3日ぶり反落。終値は15円安の27663円。米国株安を受けて寄り付きから3桁の下落となったが、すぐに下げ幅を縮小。決算が好感されたソニーGやTDKが大幅高となるなど個別物色が盛り上がり、プラス圏に浮上する場面もあった。ただ、FOMCの結果発表を前に様子見姿勢は強く、戻した後の上値は限定的。後場に入ると小安い水準で値動きが落ち着いた。引け間際には瞬間的にプラスとなったものの、小幅な下落で取引を終えた。


東証プライムの売買代金は概算で3兆3800億円。業種別では鉱業、鉄鋼、水産・農林などが上昇した一方、精密機器、サービス、化学などが下落した。


上方修正と増配を発表したSUBARU(7270)が後場急騰。半面、上期は大幅営業増益着地も、通期見通し据え置きが失望となった亀田製菓(2220)が後場に入って急落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

小松 弘和の別の記事を読む

人気ランキング

人気ランキングを見る

連載

連載を見る

話題のタグ

公式SNSでも最新情報をお届けしております