2日の日経平均は3日ぶり反落。終値は15円安の27663円。米国株安を受けて寄り付きから3桁の下落となったが、すぐに下げ幅を縮小。決算が好感されたソニーGやTDKが大幅高となるなど個別物色が盛り上がり、プラス圏に浮上する場面もあった。ただ、FOMCの結果発表を前に様子見姿勢は強く、戻した後の上値は限定的。後場に入ると小安い水準で値動きが落ち着いた。引け間際には瞬間的にプラスとなったものの、小幅な下落で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆3800億円。業種別では鉱業、鉄鋼、水産・農林などが上昇した一方、精密機器、サービス、化学などが下落した。
上方修正と増配を発表したSUBARU(7270)が後場急騰。半面、上期は大幅営業増益着地も、通期見通し据え置きが失望となった亀田製菓(2220)が後場に入って急落した。