日経平均は大幅反落 AGCが急落

4日の日経平均は大幅反落。終値は463円安の27199円。11月FOMCを受けて米国株が2日、3日と連日で下落したことを嫌気して、寄り付きから300円近い下落となった。米長期金利が上昇したことで大型グロース株の多くが嫌われており、指数は前場のうちに下げ幅を600円超に拡大。ただ、節目の27000円に接近したところでは下げ渋った。後場に入ると下押し圧力が和らぎ、値動きは緩慢ながらじわじわと下げ幅を縮める展開。400円を超える下落ではあったが、大引けが後場の高値となった。


東証プライムの売買代金は概算で3兆7000億円。業種別では空運、非鉄金属、卸売などが上昇した一方、ガラス・土石、水産・農林、精密機器などが大きく下落した。


今期は営業黒字を達成できる見込みとなったアルメディオ(7859)が買いを集めてストップ高比例配分。半面、下方修正を発表したAGC(5201)が急落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

小松 弘和の別の記事を読む

人気ランキング

人気ランキングを見る

連載

連載を見る

話題のタグ

公式SNSでも最新情報をお届けしております