4日の日経平均は大幅反落。終値は463円安の27199円。11月FOMCを受けて米国株が2日、3日と連日で下落したことを嫌気して、寄り付きから300円近い下落となった。米長期金利が上昇したことで大型グロース株の多くが嫌われており、指数は前場のうちに下げ幅を600円超に拡大。ただ、節目の27000円に接近したところでは下げ渋った。後場に入ると下押し圧力が和らぎ、値動きは緩慢ながらじわじわと下げ幅を縮める展開。400円を超える下落ではあったが、大引けが後場の高値となった。
東証プライムの売買代金は概算で3兆7000億円。業種別では空運、非鉄金属、卸売などが上昇した一方、ガラス・土石、水産・農林、精密機器などが大きく下落した。
今期は営業黒字を達成できる見込みとなったアルメディオ(7859)が買いを集めてストップ高比例配分。半面、下方修正を発表したAGC(5201)が急落した。