7日の日経平均は3日ぶり大幅反発。終値は327円高の27527円。10月雇用統計を受けて米国株が上昇したことが好感され、200円超上昇して始まった。寄り付き近辺でしばらくもみ合った後、じわじわと上げ幅を拡大。アジア株が落ち着いたスタートとなったことを確認すると買いに勢いがつき、27500円台を回復した。後場に入ると上昇は一服し、値幅がほとんど出なくなった。しかし、大きな失速もなく高値もみ合いが継続。300円を超える上昇で27500円を上回って取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆9100億円。業種別では鉄鋼、海運、金属製品などが上昇した一方、空運、繊維、電気・ガスなどが下落した。
上方修正と増配を発表したサンリオ(8136)がストップ高をつける場面もあるなど急騰。半面、下方修正と配当見通し引き下げを発表した帝人(3401)が後場に入って急落した。