日経平均は3日ぶり大幅反発 サンリオが急騰

7日の日経平均は3日ぶり大幅反発。終値は327円高の27527円。10月雇用統計を受けて米国株が上昇したことが好感され、200円超上昇して始まった。寄り付き近辺でしばらくもみ合った後、じわじわと上げ幅を拡大。アジア株が落ち着いたスタートとなったことを確認すると買いに勢いがつき、27500円台を回復した。後場に入ると上昇は一服し、値幅がほとんど出なくなった。しかし、大きな失速もなく高値もみ合いが継続。300円を超える上昇で27500円を上回って取引を終えた。


東証プライムの売買代金は概算で2兆9100億円。業種別では鉄鋼、海運、金属製品などが上昇した一方、空運、繊維、電気・ガスなどが下落した。


上方修正と増配を発表したサンリオ(8136)がストップ高をつける場面もあるなど急騰。半面、下方修正と配当見通し引き下げを発表した帝人(3401)が後場に入って急落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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