日経平均は小幅反発 オープンハウスが年初来高値を更新

15日の日経平均は小幅反発。終値は26円高の27990円。米国株安を受けて下げて始まったものの、下値は限定的。ただ、上値も重く、寄った後は前日終値近辺で方向感に欠ける動きが続いた。前場ではマイナス圏で推移する時間が多かった一方、後場は一度もマイナス圏に沈むことはなかった。ただ、地合いが改善しても楽観ムードはさほど高まらず、終値で28000円を上回ることはできなかった。TOPIXも小幅高ではあったが、こちらは終日プラス圏で推移した。


東証プライムの売買代金は概算で3兆1700億円。業種別では非鉄金属、鉄鋼、銀行などが上昇した一方、サービス、鉱業、食料品などが下落した。


今期の増収増益計画が好感されたオープンハウスグループ(3288)が値を飛ばしており、今年1月の水準を上回って年初来高値を更新。半面、通期の利益見通しを引き下げたTOYO TIRE(5105)が急落した。

日本株情報部 アナリスト

小松 弘和

証券会社、外資系生命保険会社、大手出版社マネーサイトの株式分析アナリスト、FX会社勤務を経て2014年に入社。金融全般に精通。2級FP技能士。 「トレーダーズ・プレミアム」では、「個別株戦略」「Market Flash」などのコンテンツやニュース配信を担当。 メディア掲載&出演歴 日経CNBC「朝エクスプレス『証券中継』」(隔週金曜)、株主手帳「街の専門家『今月の相場見通し』」、週刊現代、日経マネー、ダイヤモンド・ザイ、ビジネスマンの人生逆転マガジン「Ambitious」、完全ガイドシリーズ「株 完全ガイド」

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