18日の日経平均は続落。終値は30円安の27899円。米国株は下げたものの、引け味が悪くなかったことから上昇スタート。ただ、28000円より上が重く、その後は伸び悩んだ。前場では下げてもすかさず買いが入るなど、プラス圏をキープしようとする動きが見られた。後場に入ってからもしばらく小幅高でもみ合っていたが、13時台半ばに下げに転じると、戻す力はなくマイナス圏が定着。小幅な下げではあったが、安値圏で取引を終えた。TOPIXも後場に失速したが、こちらはプラスを確保して終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆9800億円。業種別では保険、医薬品、電気・ガスなどが上昇した一方、海運、サービス、精密機器などが下落した。
特別利益計上に伴い、期末配当見通しを大幅に引き上げたアバールデータ(6918)が急伸。ストップ高まで買われる場面もあった。半面、米国の長期金利が上昇したことでグロース株にアゲインストの流れとなる中、レーザーテック(6920)が5.6%安と、連日で値幅を伴った下落となった。