21日の日経平均は3日ぶり反発。終値は45円高の27944円。米国株高を受けて上昇して始まり、開始直後には上げ幅を3桁に拡大。しかし、28000円を超えたところで頭打ちとなり、失速して下げに転じた。一方、マイナス圏では売り急ぐ動きは見られず、下値は限られた。後場に入ると持ち直してプラス圏に浮上したが、そこから先の上値は重く、しばらく前営業日の終値近辺でもみ合った。終盤にかけてやや強い動きが見られたことから、大引けが後場の高値となった。
東証プライムの売買代金は概算で2兆4500億円。業種別では海運、卸売、鉄鋼などが上昇した一方、鉱業、その他製品、パルプ・紙などが下落した。
前期の見通しを引き上げたCINC(4378)が急騰。半面、今期の見通しを引き上げたデ・ウエスタン・セラピテクス研究所(4576)は、買い先行も場中の動きは弱く、7%安と大きく崩れた。