22日の日経平均は続伸。終値は170円高の28115円。米国株安を受けても上昇して始まると、寄り付き直後を安値に上げ幅を広げた。為替市場で円安が進んだことが支援材料になったもようで、トヨタやSUBARUなど自動車株に強い動きが見られた。下落銘柄が少なく、戻り売り圧力も限られる中、前場では一時上げ幅を200円超に拡大。28200円台に乗せたところで買いが一巡し、後場は伸び悩んで大引けが後場の安値となった。それでも終日しっかりとした基調が続き、3桁の上昇で取引を終了。主力大型株が全般強かったこと、米国ではナスダックが弱かったことなどから中小型のグロース株が敬遠されており、マザーズ指数やグロースコア指数は下落した。
東証プライムの売買代金は概算で2兆9200億円。業種別では電気・ガス、保険、銀行などが強い上昇。非鉄金属が横ばいで、情報・通信やサービスが小幅な上昇にとどまった。
自己株取得を発表したアルマード(4932)が急伸。半面、前期の着地が計画を下振れたETSホールディングス(1789)が大幅安となった。