日経平均は反落 29000円割れ後は下げ渋る

18日の日経平均は反落。終値は280円安の28942円。米国株安の流れを引き継ぎ、寄り付きから節目の29000円を下回る展開。ファーストリテイなど値がさ株やリクルートHDをはじめ主力グロース株が下落し、下げ幅は一時300円を超えた。一方、売り一巡後は下げ渋り、前場は29000円に接近し取引を終えた。後場は材料難から値幅は53円程度とこう着感が強まり、29000円を回復することはできなかった。


東証プライムの売買代金は概算で2兆3000億円。業種別では鉱業、電気・ガス、その他製品などが上昇した一方、精密機器、輸送用機器、不動産などが下落した。


アマゾンとの資本業務提携の発表が引き続き材料視されたアイスタイル(3660)が連日で急騰。半面、20万株分の立会外分売を実施すると発表したカオナビ(4435)が急落した。

日本株情報部 アナリスト

角屋 昌範

2005年に国内証券会社へ入社後、投資情報部や調査部に在籍。投資情報部では、米国や香港株式市場見通しの作成など海外金融市場に関する調査業務に携わる。調査部では、ネット関連セクターを中心に国内個別企業のアナリストレポートを執筆した。 国内証券会社などを経て2019年に入社。主に先物市場見通しなど「デリバティブコンテンツ」を担当。 CFP DCプランナー

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