人気YouTuberであるぽんちよさんは、24歳ごろまでは投資には全く縁がなかったのにも関わらず、友人に誘われてはじめた株取引をきっかけに様々な投資を行い、そのノウハウをYouTubeで配信するようになり、28歳ではついに念願のFIREを達成し、今や投資系YouTuberとして確固たる地位を手に入れた1人です。
FIREを達成する前は、ストレスの多い会社で勤務時間に縛られ、給与も上がることなく変わり映えのない生活を送っていたぽんちよさんは、FIRE達成後はサラリーマンを辞めたとしても最低限の配当金収入を確保することができ、精神的時間的余裕を持つことができるようになりました。
そしていつの間にか自分が好きなこと、楽しいと思えることの1つであるYouTuberとしての活動が収入源となったのです。このように、投資の成功例を目にすると、自分もいつかはFIREしたいと考え、投資を本格的にはじめてみたいと思う方も少なくないのではないでしょうか。
そこで本記事では、投資初心者の方へ向けて米国株投資の成功例や米国株の銘柄選びのポイントなどをご紹介していきます。
米国株投資の成功例
米国株は少ない資金から投資をはじめることができるとわかっていても、実際に投資をするまでには様々な葛藤があるのではないかと思います。本項目では、実際に米国株投資を行い成功した次の3つの例をご紹介していきます。
● 安定した銘柄で配当を得た
● IPO株が値上がり
● コロナ禍の新たな需要に目を向けた
安定した銘柄で配当を得た
一般的な傾向として日本株は値動きの幅が大きく、上がったり下がったりしますが、米国株は右肩上がりの値動きが多い傾向があります。日本での連続増配は30年が一番長い記録ですが、米国では57年連続増配や64年連続増配などを記録する銘柄が数多く存在します。この傾向から、連続増配している銘柄の株を購入することで、配当を得たという成功例があります。
(参照元:【体験談】米国株投資の成功例と失敗例を紹介)
引用:マネクリ
IPO株が値上がり
IPO株というものをご存知でしょうか。IPO株というのは新規上場株のことであり、米国では2020年頃からIPO株がブームとなっています。このIPO株を狙って購入することで、購入後およそ2週間程度で購入時の1.5倍に値上がりし、利益を得ることができたという成功例があります。
(参照元:【体験談】米国株投資の成功例と失敗例を紹介)
引用:マネリテ!戦国株式市場の戦い「俺たちのAll Time High」
コロナ禍の新たな需要に目を向けた
米国株の成長株を求め、2020年にソーシャルディスタンスという新たな需要に着目し、コロナ禍でも業績が伸びそうな企業を探して、目をつけたいくつかの企業の銘柄を購入したところ、見事に株価が値上がりし、利益を得ることができた成功例があります。
このように世界的な社会情勢を鑑み、先回りしてこれからのニーズに合致した企業の銘柄に投資することも1つの作戦であると言えるでしょう。
(参照元:ダイヤモンド・ザイ)
米国株の銘柄選びのポイント
前の項目では、米国株投資の成功例をご紹介しましたが、実際に成功するためには、次の3つの銘柄選びのポイントを押さえておく必要があります。
● 将来の成長が見込まれる企業を選択
● 身近な業界及び企業から選択
● 株主還元に積極的かどうか
将来の成長が見込まれる企業を選択
米国株に限らず、日本株にも言えることですが、株への投資において、最も基本的な銘柄選びのポイントは、将来の成長が見込まれる企業を選択することです。もちろん、自分1人の予測で成長するだろうと考えて投資を行うことは悪いことではありませんが、まずは客観的に見て、世間から見て成長が見込まれるか否かを精査しましょう。
多くの人々が成長して利益を上げることができる企業であると期待することによって、該当企業の銘柄を購入する人が増え、比例して株価の上昇を期待することができます。しかし一方では、今後経営悪化して衰退していく企業であるという評価がされた企業の銘柄は、既に株を保有している人が売却し、手放すことで株価も下がりやすくなってしまうのです。
身近な業界及び企業から選択
こちらも米国株と日本株どちらにも言えることではありますが、自分にとって身近な業界や企業の銘柄を選択するというのも1つのポイントです。
全く知らない業界や企業のことは、1から調べて知識を身につけ、将来性を判断しなければいけませんが、少しでも知識のある業界や企業であったり、自分が使用している商品やサービスを提供している企業の銘柄であれば、世間での話題性や今後の新商品などの情報から成長する可能性があるか否かをある程度予測しやすいという傾向があります。
米国株投資では、基本的に英語での情報収集が必要となりますが、グローバルで日本でも商品やサービス展開している企業も数多く存在するので、もともと知っているというような企業の銘柄を選択してみても良いかもしれません。
株主還元に積極的かどうか
日本企業と比較して、米国企業は基本的に株主還元に重きを置いています。しかし、その中でも配当性向や総還元性向などが高い企業のみに集中して投資を行うというのも銘柄選びのポイントの1つであると言えるでしょう。さらに米国株は年間の配当回数が多いため、少ない銘柄しか保有していないという場合であったとしても、配当金を毎月受け取ることもできます。
まとめ
米国株投資の成功例について、本記事では、投資初心者の方へ向けて成功例や米国株の銘柄選びのポイントなどをご紹介してきました。
投資を考える上では、先輩達の成功例を参考にすることは悪いことではありません。もちろん成功例をそのまま真似をしたからと言って、必ず利益を得ることができるわけではないのが投資でもあります。そのことを念頭にしつつも、前向きに米国株投資をはじめてみてください。
次回は【米国株投資の失敗例】についてご紹介しますので、ぜひご覧ください。