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【投資信託の始め方】|投資信託を購入する方法や投資信託を選ぶ際のおさえるべきポイントについても!|投資初心者必見

投資信託を行う際、証券会社指定のカード決済などを選択することで、ポイントなどの優遇を受けることができる場合があることをご存知でしょうか。


全ての証券会社に該当するわけではありませんが、例えばSBI証券であれば、三井住友カードで投信積立を設定することにより、カードの種類によって最大2%のVポイントが還元されます。


また、auカブコム証券であれば、auPAYカード決済による投信積立を行うことで、投資金額の1%がPontaポイントで還元されます。さらにau回線またはUQモバイル利用者であるならば、最大4%加算されることになり、もともとauユーザーである投資家にとっては嬉しい制度であると言えるでしょう。

さらに楽天証券の場合、楽天キャッシュ(電子マネー)で投信積立の代金を決済することができ、その際には0.5%の楽天ポイントが還元されるだけでなく、楽天カードから楽天キャッシュへチャージする際にも0.5%ポイント還元されるため、楽天ユーザーには恩恵が大きい制度と言えます。


このように自分の普段の生活と身近な証券会社を選択することで、よりお得に投資信託を運用することができますが、証券会社を選択しても、実際にどのように投資信託をはじめたらよいか悩まれる方も少なくありません。

 

引用:MUFG


そこで本記事では、投資信託の始め方や、選ぶ際のおさえるべきポイントについて、初心者にもわかりやすく解説していきます。


投資信託を購入する方法

 

まずはじめに、投資信託を購入する方法を順を追って解説します。


● どのように運用していくかを考える

● 証券会社などを選択する

● 選択した証券会社などで口座を開設する

● 好みの投資信託を選択し購入方法を決定する


どのように運用していくかを考える

投資信託をはじめるにあたって、今の自分の収入や生活費、どれくらいの費用を投資信託にまわすことができるのか、いつまでにどのくらいの資産を目指したいのかなどを明確にしておきましょう。運用の目的や運用方法などを明確にしておくことにより、証券会社や投資信託を選ぶ際の判断材料が増えるだけでなく、無理な投資をしてしまうことを防ぐことにも繋がります。


証券会社などを選択する

運用の目的や資金、クレジットカード払いによる恩恵を受けることができる制度や銘柄数、取引手数料などから証券会社や銀行、郵便局を選択します。証券会社で投資信託を購入したいと考えている方は、前回の記事【投資信託の証券会社】についてを参考にしてみてください。


選択した証券会社などで口座を開設する

自分が納得できる証券会社や銀行、郵便局を選定したら、証券口座の開設を行います。なお、証券口座の開設の際は、ネット上でも完結できる場合があります。口座には一般口座と特定口座(源泉徴収なし)、特定口座(源泉徴収あり)という種類がありますが、特別な理由がない限り、確定申告の手間を省くことができるため初心者ならば特定口座(源泉徴収あり)を開設することをおすすめします。


好みの投資信託を選択し購入方法を決定する

投資信託は、買いたいと思った時に都度購入することができるスポット購入と、指定した金額で定期的に購入する積立投資を選ぶことができ、積立投資であれば1度の投資金額が100円や1,000円からと設定されていることが多く、少額から投資を行うことができるので初心者にもおすすめの投資方法となっています。特に老後資金を貯めるために長期的な運用をしていくなら、積立投資でこつこつ積み重ねていきましょう。


投資信託を選ぶ際のおさえるべきポイント

投資信託を選ぶ際、おさえるべきポイントをきちんと頭に入れておくことで、自分に合った銘柄を選択することができるはずです。本項目では、次の3つのポイントを解説していきます。


● ファンドの地域から選ぶ

● コストを把握する

● 過去の運用成績を確認する


ファンドの地域から選ぶ

投資信託には、国内ファンドや海外ファンドが存在しており、地域によってリスクやリターンは大きく変動します。例えば、国内債券よりも海外債券の方がハイリスクかつハイリターンとなる傾向にあり、また、先進国と新興国では、新興国の方がハイリスクかつハイリターンとなると言われています。長期運用でローリスクをとるならば、国内ファンドを選択する方が賢明かもしれません。


コストを把握する

投資信託は購入時や換金時、そして保有期間中にもコストがかかることになるため、あらかじめどの程度のコストがかかるのかを試算した上で、損をしないように購入することが大切です。


過去の運用成績を確認する

気になる投資信託の銘柄を見つけたら、過去3~5年に遡って運用成績を確認しましょう。さらに、同系統の投資信託と比較することが大切です。比較して良い運用成績であるならば購入を決定しても良いかもしれません。


まとめ

投資信託の始め方について、本記事では、選ぶ際のおさえるべきポイントなどについて、初心者にもわかりやすく解説してきました。


これまでの投資信託についての全10記事を確認しながら、自分に合った投資信託をはじめていただければ幸いです。


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