経済的自立と早期リタイア=FIREを目標とし、投資をはじめようと考えている方も少なくないのではないでしょうか。
FIREには、完全に仕事を退職し不労所得のみで生計を立てていくフルFIREと、不労所得を得つつもストレスなく自分の好きな働き方で仕事を続けていくサイドFIREというものがあります。大抵の場合、FIREを目指すのであれば、20代あるいは30代の若いうちから準備をはじめるのが定石です。
では、40代や50代であればもうFIREは目指せないのか、遅すぎるのかというとそんなことはありません。ただし、40代や50代になってからFIREを目指そうと考える場合には、いきなりフルFIREではなく、サイドFIREを目指すのが現実的です。
基本的にFIREの目標額は年間の生活費×25倍で計算されますが、この計算式は退職してからも資産運用を継続しつつ4%未満に支出を抑えることでおよそ30年以上もの間資産を維持することができるというルールを基盤としています。
これから投資をはじめ、フルFIREを目指す方、サイドFIREを目指す方どちらも、投資の選択肢の一つとして投資信託が頭に浮かぶのではないでしょうか。しかし、どの証券会社を選んだら良いかわからないという方も少なくありません。
そこで本記事では、投資信託におすすめの証券会社をご紹介していきます。
投資信託におすすめの証券会社
投資信託を取り扱う証券会社には様々なものがありますが、本項目では9社の特徴を簡単にご紹介します。
● SBI証券
● 野村証券
● SMBC日興証券
● 大和証券
● 楽天証券
● 松井証券
● auカブコム証券
● マネックス証券
● LINE証券
SBI証券は、投資信託の取り扱い数2,696本を誇る日本最大規模の証券会社です。最低100円から積立投資を行うことができ(一部対象外の銘柄有り)毎日、毎週、毎月、複数日、隔月の5コースのなかからお好みの買付のタイミングを設定することが可能です。さらに買付手数料無料(ノーロード)の投資信託や、格付けの高い米ドル、南アフリカファンド、トルコリラの短期証券に投資できる外貨建MMFなども充実しています。
野村証券では、毎月1回選択した投資信託に一定の金額を投資を行う積立サービスを行うことができる投信積立や、外貨建てで格付けの高い国際などの短期債券を運用するノムラ外貨MMFなどが揃っており、もちろん取り扱い数も豊富で、ネームバリューもあるので安心して利用できます。
SMBC日興証券では、毎月1,000円から投資信託を買付することができる投信つみたてプランや、毎月あるいは隔月に定期的に引き出しを行うことができるサービス、外貨建てMMFの取り扱いなどが充実しています。はじめて投資信託を行う方でも投信取引サポートツール「fund eye」があるので、ポートフォリオを診断して投資信託を選ぶことも簡単です。
大和証券では、100円から積立投資を行うことができます。もちろんNISA口座を開設し、つみたてNISAの運用や毎月一定額選択した投資信託を自動的に買付することができるだけでなく、条件を満たす場合投信積立の購入時手数料が無料となるサービスや配当金や分配金などの受け取り方法をあらかじめ選択しておくことで簡単に受領することができるサービスなどが充実しています。
楽天証券では、投資コースやおすすめのファンドを簡単に診断してくれるサービスがあるため、はじめてで右も左もわからないという方にもおすすめです。また、楽天キャッシュ(電子マネー)や楽天カード決済で投信積立を行うことができるため、普段から楽天を利用している方は恩恵を受けることができるかもしれません。
松井証券は、2021年8月時点で1,500本以上の取り扱い数を誇るだけでなく、投資信託購入時の手数料が無料となっています。もちろん100円から投資ができることはもちろん、簡単な8つの質問に回答するだけで投資家一人一人にあった最適なポートフォリオを提案してくれるロボアドバイザーや、運用目的に応じて提案してくれる投資提案ロボ、保有中の銘柄を継続して保有するべきかどうかを診断してくれる投信見直しロボがサポートしてくれます。
auカブコム証券では、1,400本以上の取り扱いがあり、すべての購入時手数料が無料となっており、100円から投資することができます。さらにau PAUカード決済で積立すること、Pontaポイントも貯めることも可能です。
マネックス証券では、ほとんどの投資信託を100円から積立でき、さらにすべての購入時手数料が無料となります。また、定期自動入金を設定することにより、積立に必要な資金を手数料無料で指定口座から引き落とすこともできます。
LINE証券では、毎月1,000円から自動で積立投資することができ、取り扱いの全銘柄の購入手数料が無料となっています。LINE PayとLINEポイントにも対応しているので、スマホから手軽に運用したい方におすすめです。
引用:暮らしのぜんぶ
まとめ
投資信託の証券会社について、本記事では、投資信託におすすめの証券会社を9社ご紹介しました。
どの証券会社も、少額から投資できるだけでなく、様々なサービスがあるため、目移りしてしまうと思いますが、銘柄数をはじめ手数料やカードなどとの連携などを加味して自分に合った会社を選択しましょう。
次回は【投資信託の始め方】について解説していきますので、ぜひご覧ください。