ドル円の一目均衡表でのテクニカル分析は、依然として三役好転の強い買いシグナルが点灯しており、当面の目標値は昨年10月21日の高値151.95円となっています。攻防の分岐点である転換線は、146.16円に位置して支持線となっています。しかしながら、三角保ち合いの上値抵抗線(151.95円⇒146.56円)付近に到達し、相対力指数(RSI)では、反転シグナルである「弱気の乖離(ベアリッシュ・ダイバージェンス)」が形成されつつありますので、売りで臨みます。
【戦術(2023年9月11日週)】ドル売り:@148.00円 ⇒ ストップロス@149.00円
■「弱気の乖離(ベアリッシュ・ダイバージェンス)」
ドル円の高値が145.07円から147.87円まで更新されたにも関わらず、オシレーター系指標(逆張り指標)の相対力指数(RSI)が、高値を更新できていないことで、上昇エネルギーの枯渇とみなし、売りシグナルになります。
■日柄目処:2023年9月12日
151.95円(2022年10月21日)から234日サイクル
■価格目処:148.77円
130.41円~151.95円(+21.54円)
127.23円+21.54円=148.77円
■中期テクニカル分析:三角保ち合いを形成中
ドル円は、第4波動としての「三角保ち合い」(底辺:126.36円-151.95円)を形成中であり、147.87円までの上昇で、上値抵抗線(151.95円⇒146.56円)に到達したと見込みます。