豪ドル円は、中期的には、109.37円を頭とするヘッド・アンド・ショルダーを形成しており、ネック・ラインの下抜けを待つ展開なっています。
短期的には、一目均衡表の三役逆転の強い売りシグナルが点灯しています。
【戦術(2025年2月4日週)】
豪ドル円売り:@96.00円⇒ ストップロス@98.00円
オーストラリアの10-12月期豪消費者物価指数(CPI)は前年比+2.4%と前期の+2.8%から鈍化し、価格変動の大きい品目を除いたトリム平均も同様に前期の前年比+3.6%から+3.2%へと低下し、豪州のインフレ鈍化傾向が改めて確認されました。
17-18日に開催される豪準備銀行(RBA)理事会では利下げ確率が90%程度まで上昇しています。
一方の日本銀行は、0.50%まで政策金利を引き上げ、今年は、0.75%、そして中立金利水準と目されている1.00%付近までの利上げが予想されています。
日豪金利差縮小観測も、豪ドル円の売り要因となっています。