豪ドル/NZドルは、長期上昇チャンネルの下値支持線や200日移動平均線を割り込んでいます。
そして、一目均衡表では三役逆転の売りの時代、相対力指数(RSI)でも売りシグナルが点灯しています。
【戦術(2024年9月2日週)】
豪ドル/NZドル売り:@1.0900⇒ ストップロス@1.1000
1.タカ派の豪準備銀行(RBA):インフレ目標(2~3%)
■政策金利:4.35%(6会合連続で据え置き)
「インフレ率が持続的に目標レンジに近づいていると政策委員会が確信を得るまで、政策は十分に景気抑制的でなければならない」
「6月理事会:インフレが目標値に戻るのが想定よりも遅れたり、総需要と総供給のギャップが十分なペースで縮小していないと判断されたりする場合は利上げが正当化される」
■4-6月消費者物価指数(CPI):前年比+3.8%・コア+3.9%
■ブロックRBA総裁
「12月の利下げの織り込みは中銀の考えと一致しない」
2.ハト派のNZ準備銀行(RBNZ):インフレ目標(1~3%)
■政策金利:5.25%(▲0.25%)
「インフレ率が中銀目標の1-3%に近づいており、今後さらなる利下げを行う可能性」
「追加緩和のペースは、価格動向が低インフレ環境と一致しており、インフレ期待が2%の目標付近で安定しているという委員会の確信に左右される」
■4-6月消費者物価指数(CPI):前年比+3.33%・コア+3.45%
■オアRBNZ総裁
「5月以降成長が鈍化し、物価予想に関する懸念は解消した」
「価格設定行動が急速に変化していることは良いニュースだ」