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第28回 ドル円「ヘッド・アンド・ショルダー」

ドル円は、ドル高・円安8年サイクルにより、2023年11月13日の高値151.91円で、当面の高値を付けた可能性が高まりつつあります。

短期的には、ダブル・トップ(151.72円・151.91円)とヘッド・アンド・ショルダー(頭151.91円)、中期的にもダブル・トップ(151.95円・151.91円)が完成しています。

現状は、ヘッド・アンド・ショルダーの右肩を形成中だと想定できます。

 

次回のドル高・円安8年サイクルは2031年での160.35円~175.50円を予想しておきます。

そして、エリオット波動では最終第5波動で「斜行三角形」を完成させ、目標値137.25円が点灯しています。

 

【戦術(2024年2月13日週)】

ドル売り:@150.00円 ⇒ ストップロス@151.00円、利食い@140.00円

 

■2024年ドル円相場見通し

2024年のドル円相場は、調整第4波動のA波動により、130円割れを目指す軟調推移を予想します。

日米金利差の観点からは、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測(※5月FOMC?)と4月の日銀金融政策決定会合での金融政策正常化(マイナス金利解除とイールドカーブコントロール(YCC)の撤廃)が要注目となります。

 

■エリオット波動

第1波動:75.32円-125.86円(+50.54円)

第2波動:125.86円-101.19円(▲24.67円 半値押し)

第3波動:101.19円~151.95円(+50.76円)

第(3)波動:101.19円~151.91円(+50.72円)

第4波動:151.95円~126円台(※三角保ち合い・・底辺:126.36円-151.95円)

第5波動:126円台~160.35円~175.50円

 

■ドル高・円安8年サイクル 

ドル円は8年サイクルで高値を付けており、2022年10月の高値151.95円、あるいは、2023年11月の高値151.91円で完了したと思われます。

・1974年:306.90円

・1982年:278.50円

・1990年:160.35円 (※1989年消費税3.0%)

・1998年:147.64円 (※1997年消費税5.0%)

・2007年:124.14円 (※2006年から1年ずれ)

・2015年:125.86円 (※2014年消費税8.0%)・・・2007年の高値に対応

・2022年:151.95円 (※2019年消費税10.0%)

・2023年:151.91円

・2031年:160.35円~175.50円

この連載の一覧
第29回 ユーロドルの「ヘッド・アンド・ショルダー」(3)
第28回 ドル円「ヘッド・アンド・ショルダー」
第27回 ポンドドル、ヘッド・アンド・ショルダーのネック・ラインに要注目
第26回 ユーロドルの「ヘッド・アンド・ショルダー」(2)
第25回 半値戻しは全値戻し(2)
第24回 半値戻しは全値戻し
第23回 2024年ドル円相場見通し
第22回 ポンドドル、MACDでの売りシグナル
第21回 ドル高・円安8年サイクル(2)
第20回 ドル円の「斜行三角形」目標値は137.25円
第18回 ドル円の「ダブル・トップ」目標値は146.51円
第17回 豪ドル円、上昇第3波動を形成中か
第16回 ドル円V計算値=152.70円
第15回 ドル高・円安8年サイクル
第14回 ユーロドルの「ヘッド・アンド・ショルダー」
第13回 ドル円の「斜行三角形」と「弱気の乖離」
第12回 ドル/スイスフラン「ダブル・トップ」完成
第11回 ドル円の「弱気の乖離(ベアリッシュ・ダイバージェンス)」
第10回 NZドル円、上昇第3波動を形成中か
第9回 ポンドドルの「ヘッド・アンド・ショルダー」
第8回 ユーロ円の弱気の乖離(ベアリッシュ・ダイバージェンス)
第7回 縦の糸「価格」と横の糸「時間」の交差:9月12日&148.77円
第6回 ヘッド・アンド・ショルダー(2)
第5回 ヘッド・アンド・ショルダー
第4回 弱気の乖離(ベアリッシュ・ダイバージェンス)
第3回 8月15日は米国債償還・利払いの円買いの日柄
第2回 8月は円高アノマリー
第1回 ドル円145円は「三田(神田・植田・岸田)関所」か

為替情報部 アナリスト

山下 政比呂

証券会社で株式・債券の営業、米系銀行で為替ディーラー業務(スポット、スワップ、オプション)に従事。プライベートバンクでは、為替のアドバイサーとして円資産からドル建て資産への分散投資を推奨してきたドル高・円安論者。 「酒田罫線法」「エリオット波動分析」「ギャン理論」などのテクニカル分析をベースに、ファンダメンタルズ分析との整合性を図り、相場観を構築。 ウォール街の格言「ゴルフと相場は、どちらもタイミングが全て」に出合い、ゴルフと相場の共通項を模索中。 2016年にDZHフィナンシャルリサーチに入社。

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